Movable Type(以下”MT”と言う)ブログのトラックバックURLは、mt-config.cgiで設定したCGI Pathに従って設定されます。
MTのCGI Pathはホスト名を省略できるので、各ブログの独自ドメインに基づくCGIPathを出力することができるのですが、そのための方法の1つとして、シンボリックリンクの設定があります。
XREA及びCORESERVERは複数のデータベース、CRONジョブが使えるなど、かなり自由度が高いのがウリのサーバーで、当然のことながらシンボリックリンクもサポートしています。
例として、使用サーバーをXREAのs312.com、ユーザー名がchina、以下のURLでMTの管理画面にアクセスしていると仮定します。
http://china.s312.xrea.com/mt/mt.cgi
MTのインストールディレクトリのサーバー内でのパスは下記の通りとなります。
/virtual/china/public_html/mt/
このMTで、「nemushishi.net」という独自ドメインを利用し、「http://blog.nemushishi.net/」というURLでMTブログを公開する場合、サーバー内のパスは下記の通りとなります。
/virtual/china/public_html/blog.nemushishi.net/
「/virtual/china/public_html/mt/」に設置されているmt.cgiに「http://blog.nemushishi.net/mt/mt.cgi」でアクセスできるように設定できれば、「MTのトラックバックURLを各ブログの独自ドメインで公開する」という目的を達成することができます。
以降の作業は、こういった作業の定番ソフトであるTera Termを使って行うとやりやすいかと思います。
XREA或いはCORESERVERのコントロールパネルの「ホスト情報登録」でIPアドレスを登録した上で、SSHでログインした後、下記コマンドで「/virtual/china/public_html/blog.nemushishi.net/」に移動します。
cd /virtual/china/public_html/blog.nemushishi.net/
「/virtual/china/public_html/blog.nemushishi.net/mt/」へのアクセスが、MTのインストールディレクトリである「/virtual/china/public_html/mt/」にジャンプするようにするため、下記のコマンドを実行してシンボリックリンクを作成します。
ln -s /virtual/china/public_html/mt mt
上記コマンドは、英単語のcallと同じ、即ち「I call him Taro」のような感じですね。書式は下記の通りです。
ln -s シンボリックリンクを張られる側のディレクトリ名 シンボリックリンク名
シンボリックリンクの設定が完了したら、ブラウザで「http://blog.nemushishi.net/mt/mt.cgi」にアクセスしてみて、サインイン画面が表示されれば成功です。
次は、独自ドメインでCGIを公開するため、mt-config.cgiの中のCGI Pathを下記の内容に書き換えます。
CGIPath /mt/
最後に、MTブログを再構築すれば作業完了。これでトラックバックURLがMTブログの独自ドメインで公開されるようになったはずです。
ちなみに、シンボリックリンクを削除する場合は、削除したいシンボリックリンクが存在するディレクトリに移動した後、下記コマンドを実行します。
rm 削除するシンボリックリンク名